これぞコスパの極み。ダイソーの『ジグロック』
毎釣行のコストを抑えるためであれば、あらゆる手段を駆使している、TSURI HACKライターの小林です。
そんなボクはコストを抑えるために、ダイソーで買える格安ジグ『ジグロック』をヘビロテしています。
釣り人にはすっかりお馴染みとなってしまった珍品ですが、あらためてその魅力を語らせてください。
ダイソージグ『ジグロック』の良いところ
100円!(税抜き)
もう何よりこれですよね〜。(しみじみ)
流石ダイソー。圧倒的に安い!
これで100円です。
10個買ってもたったの1,000円。これで1,000円は嬉しすぎる!
高いジグは、一つ1,000円に迫るこの時代。それを考えると、圧倒的コストパフォーマンス。家計が本当に助かります。
重さが選べるのがうれしい!
ついついお値段に注目しがちですが、じつは重さが選べるのもジグロックの良いところ。
18g、28g、40gと3つの重さから選べ、足場の良い堤防やテトラ帯、地磯でのライトショアジギングなど、一番最適な重さを選ぶこともできるんです。
「安いから重さにバラつきあるんだろうな」と、疑心暗鬼で40gを秤にのせてみました。
なんと。すげーピッタリじゃん!
フックが1gで合わせて41g。なんか疑っちゃってすみません(笑)
安いものは重さが適当な作りになっているモノが多い中、ジグロックはきっちりと作られていました。
根がかりを恐れず使える
根がかりを恐れずに使うことができるのも、この手の低価格品の良いところ。
これが結果的に、何よりも釣れる理由のひとつになっているんだと思います。
1,000円のルアーだと、こうはいきませんからね。
……いや、根がかりを恐れずに投げて何度泣いたことかっ!!!
ジグサビキとしても◎
また、これはちょっと応用的な使い方ですが、ジグサビキとしてもめちゃめちゃ優秀です。
きらめきで魚をガンガン寄せてくれるため、タイミング次第で爆釣の期待も。
良く釣れる
安いからと侮るなかれ。釣果は間違いありません。
なんなら他のルアーよりも反応が良い時が多々あるぐらいです。
ジグロックで釣れたカマスたち。
リーダーごと切られてしまうこともあるカマスは、ルアーの消耗が激しいもの。
そんなときも、安価に買えるジグロックは必須です!
朝マズメの地磯でソウダガツオなんかも釣れちゃったり。そこにいる魚はなんでも釣れちゃうということですよ。
>>Next Page:ダイソージグの弱点と対策
ダイソージグの弱点
塗装は強くない
ただ流石に安いだけあって、塗装はペリペリと剥がれてしまいます。
一回の釣行でここまで剥がれてしまうことも。
この辺り、こだわり抜いて作られている専門メーカーのジグとは、差を感じるところでしょうか。
かんたん対策→トップコートを塗っておきましょう
対策としては事前にトップコートをしておくことをオススメします。
塗るタイプなどがありますが、スプレータイプならめっちゃ楽。
クリアのため見た目では分かりませんが、一層膜ができたおかげでいくらか剥がれにくくなった気がします。
フックの交換は必須!
また、フックの交換も必須です。最初から付いているフックは強度も頼りなく、サビやすい。
純正のフックのまま使うことは、あまりオススメできません。
小物を釣る際に折れることはないのですが、大物が掛かった時に……。
あぁ、このフックで何度泣いたことか(泣)
初めて釣り場に行った際には、根がかり回避としてアシストフックのみからスタートしています。
このセッティングであれば、フリーフォールでがっつり着底させない限り、ある程度根がかりは回避できます。
ボトムや魚の様子が分かってきたら、そこからトレブルフックを足していくイメージですね。
安いは正義!
メタルジグを使った釣りは、いわば根がかりとの戦い。なかなか嫌厭しがちな釣り人も多いのではないでしょうか?
ただこの釣れっぷりを体験すると、やめられなくなるほど爆発力を秘めている釣りでもあるのです。
みなさんもコスパ最高『ジグロック』で、ライトショアジギングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
撮影・文:DAISUKE KOBAYASHI
この記事を書いた人
小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。
海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。