よっ!未来の落語家 東部中・西部中舞台芸術鑑賞会 大喜利で生徒が小話

大喜利で小話などを繰り広げる生徒

 中学生舞台芸術鑑賞会は12日、魚津市の新川文化ホールで開かれ、市東部、西部両中学校の2年生363人が体験を交えて落語や寄席の魅力に触れた。

 春風亭柳橋さんや桂文三さんらが落語を披露し、生徒は巧みな話芸を楽しみながら江戸落語と上方落語の違いなどを学んだ。

 寄席で行われる演芸「色物」として紙切りと江戸曲独楽(きょくごま)もあった。

 雷門小助六さんを司会に生徒代表6人がステージに上がった大喜利では、生徒3人が扇子や手ぬぐいを使ってそばや芋を食べるしぐさなど、3人が小話を披露して客席の生徒らを笑わせた。

 文化庁の「文化芸術による子供育成総合事業」の巡回公演。県教委と市教委が主催した。

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