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プラスチック製品メーカーのウェルビー(高岡市佐加野、竹下隆子社長)は14日、高岡市駅南で県西部初のランニング・トレイルラン専門店「サリーズ・ランニング・デプト」をオープンする。愛好者向けの専門ブランドをそろえるとともに、大会やトレーニング方法の情報も発信し、県内ランナーの拠点を目指す。
同社はプラスチック製の生活雑貨を主力とし、昨年6月にランナー向けのドリンクボトルを商品化してスポーツ分野に参入。「県西部にランニング用品の専門店がない」という顧客の声を受け、自らもランナーである藤森暁企画営業部長が中心となって初の直営店を構えることにした。
トレイルシューズの「サロモン」や、県内には取り扱い店がなかったランニングウエアの「エルドレッソ」など、高いデザイン性と機能性を備えたブランドをそろえた。エナジードリンクや汗をかいても落ちにくい化粧品、自社開発のTシャツ、バッグも並べる。
自走式と電動式の2種類のランニングマシンを用意し、シューズの履き心地を試すことができる。
毎週木曜の夜に店を発着点として高岡の名所を巡るランニングイベントを企画しており、店長を兼ねる藤森部長は「初心者から熟練者までが集い、走る楽しさを発信する店にしたい」と話している。