安謝で8.7キロのマクブ

 宜野湾市在住の新里鷹士さんは秋から春にかけてガラサーミーバイを狙って釣りをしているが、夏場はマクブを狙って釣りをすることが多い。

 9月4日もマクブ狙いで午前7時頃から安謝海岸で竿(さお)を出した。カニを餌に仕掛けを投げ込むとコツコツと小さなアタリがあり、餌を取られること3回。

 4匹目のカニを刺して仕掛けを投入すると、コツコツとアタリがあった後、石鯛(いしだい)竿が大きく引き込まれた。リールをゴリ巻きして足下まですぐに寄せたが、人影を見て驚いたのか、ガチガチにドラグを締めたリールから7~8メートルラインが引き出されること2回。

 3分ほどで海面に浮かせたのは8.77キロのマクブで、新里さんの自己記録を更新する大物だった

 8月31日から9月1日までの2日間、GFG親睦カーエー釣り大会が開催された。

 大会は期間中に釣れた35センチ以上のカーエー1匹の全長を競うもので、今年の優勝者はカーエーを釣り始めて3年の上地博樹さん。

 本命が釣れるのは干潮時前後との予測が的中し、午前3時半に41.6センチ・1.22キロを釣り上げ栄冠を手に入れた。

 主な釣果は次の通り。(敬称略)

▽優勝上地博樹 41.6センチ・1.22キロ

▽2位東江龍次 37.7センチ・1.03キロ

▽3位瀬底長和 37.5センチ・0.8キロ

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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