台風15号の影響で土砂崩れや倒木が起きた鎌倉市二階堂で13日、陸上自衛隊による土砂や倒木の撤去作業が終了した。道路が徒歩で通行可能になり、東京電力によると、停電も12日夜に復旧した。
市によると、道路脇の土砂などは14日以降、民間事業者が撤去。のり面が崩れないよう、土留めもする。また市は今後、のり面の整備など対策を講じるよう地権者に要請する。
近くの横山美智子さん(89)は「道路の通行が再開し、ほっとした。また崩れないようにしてほしい」と要望した。
災害派遣要請をした県によると、10日から13日まで延べ約370人の隊員が撤去作業に従事した。