■横綱・大関を総なめ
大相撲秋場所6日目は13日、東京・両国国技館であり、西前頭2枚目の朝乃山(25)=富山市呉羽町出身、高砂部屋=は西大関の豪栄道(境川部屋)を上手投げで破った。初の金星を獲得した12日の横綱鶴竜戦に続く白星で、通算成績を4勝2敗とした。今場所出場している1横綱、2大関の全員を撃破した。
朝乃山は立ち合いから、いきなりもろ差しを許したが、慌てず巻き替えて得意の右四つに。左上手をがっちりつかむと、体を入れ替えながら土俵際に押し込み豪快に投げた。
7日目の14日は西前頭5枚目の竜電(高田川部屋)と当たる。過去の対戦成績は朝乃山の2勝3敗。