菊池3回途中KO ホワイトソックスが打ち合いを制す

【ホワイトソックス9-7マリナーズ】@T-モバイル・パーク

ホワイトソックスは、試合序盤にマリナーズ先発の菊池雄星を攻略して試合を優位に進め、9対7でマリナーズに勝利。両チームが2桁安打をマークした打撃戦を制した。ホワイトソックス2番手のジョシュ・オーシッチは4回途中からマウンドに上がり、2回1/3を無失点に抑える好リリーフで今季3勝目(0敗)。5番手のアレックス・コロメイは1回1/3を無失点に抑え、今季27セーブ目をマークした。一方のマリナーズは、菊池が3回途中までに10本のヒットを浴び、5失点でノックアウト。今季10敗目(5勝)を喫し、防御率は5.46となった。

1回表にホゼ・アブレイユの33号ソロで先制したホワイトソックスは、その裏に3点を奪われてマリナーズに逆転を許したものの、2回表にティム・アンダーソンのタイムリーで1点差とし、3回表にヨアン・モンカダのタイムリー三塁打、アダム・エンゲルの4号ソロなどで3点を奪って逆転に成功。4回表には一死満塁からモンカダが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、リードを5点に広げた。その後、シェッド・ロングの2点タイムリーとダニエル・ボーグルバックの2点タイムリー二塁打で1点差に迫られたが、9回表にイロイ・ヒメネスが貴重な追加点となる27号ソロ。2点のリードをクローザーのコロメイが守り抜き、9対7でマリナーズを破った。6人がマルチ安打を記録したホワイトソックスは、打線が15安打9得点と活発に機能。モンカダは3安打4打点の大活躍でチームを勝利に導いた。

© MLB Advanced Media, LP.