映像コンテンツをチームラボが制作 ミライon図書館内オープン 大村市歴史資料館

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チームラボが手掛けた、南蛮屏風をモチーフにした映像コンテンツ=大村市歴史資料館

 10月5日開館予定の県立・市立一体型図書館(愛称・ミライon図書館、大村市東本町)の建物内にオープンする市歴史資料館に、デジタルアート集団「チームラボ」が手掛けた映像コンテンツが常設展示として登場する。14日にメディア向け内覧会があった。
 展示は、安土桃山時代の南蛮屏風(びょうぶ)をモチーフにした映像を室内の壁(縦約3メートル、横約18メートル)に投影。当時の日本や海外の様子が表現され、武士や南蛮貿易で来日した外国人など総勢約100人が生き生きと歩き回る映像が映し出される。大村純忠や織田信長、千利休なども登場し、人物や動物に触れると自己紹介などのせりふを話す仕組み。
 スマートフォンなどの端末との連携機能もある。専用のウェブサイトにアクセスすると、天正遣欧少年使節の4人のうち1人を選択でき、映像の中に登場させることができる。4人そろうとローマ法王との謁見(えっけん)や楽器の演奏など史実を基にした特別なイベントが映像内で再現される。ウェブサイトは自宅からでもアクセスでき、登場人物や少年使節の歴史を学ぶことができる。
 チームラボの猪子寿之代表は「ネットを通じて何でも知ることができる時代で、何かに興味を持つきっかけを提供することは重要。(コンテンツが)町の歴史などを知りたいと思うきっかけになれば」と話した。

登場人物の歴史などを学べるウェブサイトの画面