早田ひな、感謝のV 南米の地で日本人対決制す<卓球・パラグアイオープン>

写真:チェコオープンでの早田ひな(日本生命)/提供:ittfworld

<ITTFチャレンジプラス・パラグアイオープン 2019年9月10日~14日>

14日、パラグアイオープンは最終日を迎え、男女シングルスの準決勝・決勝、男女ダブルス決勝が行われた。

最終日も日本勢が躍進し、男子シングルスは森薗政崇(9月世界ランキング62位・BOBSON)、女子シングルスは早田ひな(同29位・日本生命)が優勝。

またダブルスでも森薗/ルボミール・ピシュテイ(同55位・スロバキア)ペア、橋本帆乃香(同36位・ミキハウス)/塩見真希(同97位・ミキハウス)が見事優勝を飾った。

森薗政崇が2冠を達成

写真:韓国オープンでの森薗政崇(BOBSON)/撮影:ラリーズ編集部

森薗は男子シングルス準決勝でCIFUENTES Horacio(同79位・アルゼンチン)、決勝でロベルト・ガルドシュ(同42位・オーストリア)をどちらもストレートで下し、見事優勝を決めた。

またダブルス決勝では、森薗/ピシュテイの国際ペアがルーマニアペアに3-1で勝利し、初優勝。森薗はシングルス、ダブルスで2冠を達成し、今大会負けなしという圧倒的な成績を残した。

早田ひなが同士討ち制し、見事優勝

写真:チェコオープンでの早田ひな(日本生命)/提供:ittfworld

女子シングルス準決勝、早田がアドリアーナ・ディアス(同28位・プエルトリコ)相手に危なげなく勝利すると、橋本もバラボラ・バラージョバー(同45位・スロバキア)に完勝し、決勝は早田と橋本の日本人対決となった。

2人の対決は途中ゲームカウント2-2の接戦となるも、最後は早田が押し切り、橋本との同士討ちを制した。早田はこれで2019年のITTFチャレンジシリーズで4勝目となる。

大会終了後、早田は自身のツイッターで、優勝の喜びとサポートに対する感謝の言葉を述べた。

女子ダブルス決勝では、日本の橋本/塩見がプエルトリコのアドリアーナ・ディアス/DIAZ Melanie(同67位)ペアを3-1で下し、優勝を果たした。第1シードであった橋本/塩見は今大会1ゲームしか落とさない、抜群の安定感を見せた。

大会最終日 男子シングルス結果

準決勝

〇森薗政崇 4-0 CIFUENTES Horacio(アルゼンチン)
11-9/11-6/11-7/11-7

決勝

〇森薗政崇 4-0 ロベルト・ガルドシュ(オーストリア)
11-6/12-10/11-2/11-9

大会最終日 男子ダブルス結果

決勝

〇森薗政崇/ルボミール・ピシュテイ(スロバキア)3-1 クリスチャン・プレテア/SZOCS Hunor(ルーマニア)
11-7/11-4/3-11/11-3

大会最終日 女子シングルス結果

準決勝

〇早田ひな 4-1 アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
11-5/11-3/6-11/11-3/11-5

〇橋本帆乃香 4-0 バラボラ・バラージョバー(スロバキア)
11-9/11-9/11-8/12-10

決勝

〇早田ひな 4-2 橋本帆乃香
5-11/11-5/11-9/9-11/11-5/11-6

大会最終日 女子ダブルス結果

決勝

〇橋本帆乃香/塩見真希 3-1 アドリアーナ・ディアス/DIAZ Melanie(プエルトリコ)
11-7/11-8/9-11/11-8

文:ラリーズ編集部

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