BC群馬、栃木に打ち負け連覇の夢が消滅 平野監督「気持ちの面でも負けていた」

一時は同点に追いつくも栃木打線を止められず敗戦

 独立リーグ2年連続日本一の夢はついえた。前期優勝のBCリーグ群馬は、東地区チャンピオンシップ第2戦(小山運動公園野球場)で栃木に9-16と打撃戦の末に敗れて連敗。リーグチャンピオンシップへの進出はならなかった。

 先発投手陣を支え11勝をマークしていたトーレスを故障で欠き、第2戦に先発したのはベネズエラ出身のセンテノ。昨年まで在籍も今季は滋賀に移籍。故障者が続出し急遽、古巣に復帰したが元阪神・西岡らが並ぶ栃木打線を止められなかった。

 平野監督は「こういう大事な試合に、来たばかりのピッチャーに任せなければならないところがね…ケガ人が多く、気持ちの面でも負けていた」と嘆くしかなかった。

 チーム打率.302はリーグトップ。4回に2点を返し、5回にはポロの2ランで1点差とし、ヤンキースのアーロン・ジャッジに憧れる「群馬のアーロン・ジャッジ」速水が一時は同点の特大アーチを放ち、らしさは見せたが群馬のお株を奪う17安打の栃木に圧倒された。(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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