トヨタ カローラスポーツ 実燃費レポート|1.2リッターターボ 6速MTの実力を試す

トヨタカローラスポーツ6MT

カローラスポーツ 1.2リッターターボの実燃費を徹底検証!

今回の燃費テストでは、2019年9月17日にフルモデルチェンジするトヨタ カローラ/カローラツーリングの登場で再び注目が集まるカローラシリーズで、2018年6月に先行して登場した新型カローラスポーツの実燃費を計測した。

トヨタ カローラスポーツ 1.2リッターターボ 実燃費レポート 目次

起用グレード

今回の実燃費テストには、1.2リッターターボの最上級グレードとなるG“Z”の6速MT(車両本体価格238万6800円、WLTC総合燃費15.8km/L)を起用した。

燃費テスト概要

テストは2019年8月20日(火)の午前7時頃開始し、午後14時半頃帰京するというスケジュールで実施。

天候は曇りから雨、晴れと刻々と変化し、最高気温は32度と暑く、交通の流れはかなりスムーズだった。

走行モードは、最も標準的なもの(カローラスポーツであればノーマルモード)を選ぶのが原則であるが、カローラスポーツ 1.2リッターターボのMTは後述するMTの運転をサポートするiMTが付いており、ノーマルモードではiMTの効果が薄いため、スポーツモードを選択した。

カローラスポーツ 1.2ターボMT燃費テストの結果は以下の通りとなった。

全体的にカタログ燃費に非常に近い燃費を記録した。一方で過去データがあり、カローラスポーツが属するミドルクラスの最新モデルかつカタログ燃費が非常に近いMAZDA3 4ドアセダン 2リッターNAエンジン搭載車(6速AT)と比較した結果、以下の通りとなった。

燃費に大きな差はなく、燃費面では特に目立った存在ではないというのが結論だ。むしろ動力性能を考えると、MAZDA3に比べてカローラスポーツ 1.2ターボMTの方が劣勢な印象だった。

ここからは燃費だけでなくクルマの質に関しても詳細にレポートしていくので、ぜひ参考にして欲しい。

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