「Play of the Week」はフィリーズ・フランコの好プレイ

日本時間9月17日、メジャーリーグ機構は今季第25週の「Play of the Week」にマイケル・フランコ(フィリーズ)の好プレイを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。フランコは、日本時間9月15日のレッドソックス戦で好捕からの軽快なジャンピングスローを見せ、三塁線を襲う長打性の打球を見事にアウトに変えてみせた。

日本時間9月15日にフィリーズの本拠地シチズンズバンク・パークで行われたレッドソックス戦の2回表二死走者なしの場面で、クリスチャン・バスケスが放った打球が三塁線を襲った。三塁手のフランコは、この打球をバックハンドで捕球し、身体はファウルエリアへ流れていたものの、そこからジャンピングスローで一塁へ送球。この送球は、やや難しいハーフバウンドとなったが、一塁手のリーズ・ホスキンスがしっかり捕球し、サードゴロでイニングを終わらせた。

バスケスは、この打球を内野安打にすべく全力疾走。Statcastの計測によると、このときのバスケスのスプリント・スピードは毎秒27.0フィートを記録しており、バスケス自身の平均スプリント・スピード(毎秒25.7フィート)を大きく上回っていた。しかし、フランコとホスキンスの好守により、残念ながらヒットを1本損する形に。なお、今季から新設された「Play of the Week」だが、フィリーズの選手による受賞は、第25週にしてフランコが初めてとなった。

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