NASAとスペースX、クルー・ドラゴン計画でエミー賞を受賞

NASAとスペースXによる宇宙船「クルー・ドラゴン」のテスト打ち上げプログラムが、クリエイティブ・アーツ・エミーを受賞しました。

スペースXは今年3月、将来の宇宙飛行士輸送を想定したクルー・ドラゴンのテスト打ち上げ「DM-1」を実施しました。宇宙船は「ファルコン9」による打ち上げから国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキング、そして地球への帰還に成功しています。

そして9月14日に、アウトスタンディング・インタラクティブ・プログラムの部門にてエミー賞を受賞したのです。

NASAで長官を務めるJim Bridenstine氏は今回の受賞について、「毎日のNASAのミッションを支えてくれているみんな、おめでとう。DM-1は、アメリカからのNASAの宇宙飛行士を月面に立たせるという目標に、一歩近づくものだ」と伝えています。

さらに、NASAは火星探査機「インサイト」のタッチダウンのプログラムでも、エミー賞を受賞しています。

Image: Jim Bridenstine (Twitter)
■NASA, SpaceX Coverage of 1st Crew Dragon Test Flight Wins Emmy
https://www.space.com/nasa-wins-emmy-for-spacex-crew-dragon-coverage.html
文/塚本直樹

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