17日のプロ野球志望届 ドラ1候補・森下、U18侍J・武岡、前、宮城ら提出で計123人に

侍ジャパン大学代表にも選出されていた明大・森下暢仁【写真:荒川祐史】

明大の森下は最速154キロをマークする大学No1右腕としてドラフト1位候補に挙がる

 全日本大学野球連盟は17日、2019年度の「プロ野球志望届」提出者一覧を更新。明大の森下暢仁投手、伊勢大夢投手、奈良学園大の二刀流・菅田大介ら12人が新たに公示された。

 森下は大分商時代からプロから注目を浴び、明大に進学し最速154キロ右腕に成長。東京六大学では通算36試合登板、14勝6敗、防御率2.71。今春はリーグ優勝、全日本大学野球選手では38年ぶりの優勝へ導きドラフト1位候補として名前が挙がっている。

 また、明大からは伊勢大夢投手も提出。右サイドから150キロの直球投げ15日の東大戦では6回2安打無失点の好投で通算4勝目をマークしている。奈良学園大の菅田大介は投打の二刀流で注目を浴びる左腕。大学生のプロ志望届提出者は49人となった。

 日本高野連も2019年度の「プロ野球志望届」の提出者一覧を更新。「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の侍ジャパンU-18高校代表だった八戸学院光星の武岡龍世内野手、津田学園の前佑囲斗投手、興南の宮城大弥投手ら、新たに15人が志望届を提出した。

 武岡は走攻守3拍子揃った遊撃手で、侍ジャパンU-18高校代表でも中心選手として活躍。前は最速152キロを誇る本格派の右腕。変化球も多彩で、ワールドカップでも活躍。宮城は左腕から最速149キロの真っ直ぐとキレのあるスライダーを投げ込み大会では打者としても活躍した。

 プロ志望届を提出したのは、これで高校生と大学生を合わせて計123人となった。(Full-Count編集部)

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