広瀬すず、次期朝ドラヒロイン・戸田恵梨香にエール。「ヒロインにしか分からない気持ちを痛感した」

NHK連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが行われ、9月28日に最終回を迎える「なつぞら」(月~土曜午前8:00)のヒロイン・なつ役の広瀬すず、9月30日スタートの「スカーレット」のヒロイン・川原喜美子役の戸田恵梨香が出席した。

広瀬は「前回のバトンタッチで(前作「まんぷく」ヒロインの)安藤サクラさんから『ヒロインにしか分からない気持ちがある』と言われて、私も痛感したので、戸田さんにも吐き出せる場所があったらいいな。私は共演者の方々が一番だったので、皆さんが支えてくださると思います」とエールを送ると、激励された戸田も「お疲れさまでした。私は撮影が始まって半年くらい経ったところです。広瀬さん、ヒロインとして本当に大変だっただろうなということが想像できました。本当に長い間お疲れさまでした。ゆっくり休んでください」と広瀬をねぎらった。

また、恒例のドラマゆかりの品の交換では、広瀬から戸田に「“陶芸に打ち込む喜美子”オリジナル人物画」が、戸田から広瀬には「手作りの信楽焼マグカップ」が贈られ、戸田は「温かな『なつぞら』の世界に喜美子が入れたと思うと、感極まります。ありがとうござます」と大感激。広瀬も「すごくうれしいです。撮影がある中でお忙しいのに。大切にします」と喜んでいた。

「なつぞら」は戦争で両親を亡くしたなつが、父の戦友に引き取られて北海道・十勝に移り住み、成長後は開拓者精神で草創期のアニメーション業界に飛び込むストーリー。「スカーレット」は滋賀県の焼き物の名産地・信楽を舞台に、戦後の高度経済成長期に男性ばかりの陶芸の世界で、女性陶芸家の草分けとして歩み始める喜美子の姿を描く。

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