「30年後の私は何歳かな」 小泉進次郎大臣、福島で哲学を語る 「しゅっとした顔で中身のない話してる」「総理になって欲しくない」と安定の声

9月17日、小泉進次郎環境大臣(38)が福島県を訪問。そこで記者から福島第一原発事故で発生した除染廃棄物についての具体的な処置案について質問されていたのですが、その返答が“意味不明”だと話題になっています。

小泉大臣は記者から福島第一原発事故で発生した除染廃棄物について、2045年3月までに、県外で最終処分をすることは大きな課題であり、その現状や見通しについて見解などについて質問を受けた際、「これは福島県民の皆さんとの約束」「約束は守るためにあるものです。全力を尽くします!」と力強く宣言。

しかし「具体的には…?」とその方法を問われたところ、小泉さんは「私の中で30年後というものを考えた時に…」と言った後、空を見つめながらしばし絶句。その後「30年後(の自分)は何歳かなと、震災直後から考えていました。だからこそ私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかという、そこの節目を、私は見届けることができる可能性のある政治家だと思います。しっかり形にするために、全力を尽くしたいと思います!」といったあと、うっすらと笑みを浮かべ、何度か頷いていたのでした。

この小泉大臣の返答に対し、頭に「?」のマークが浮かんだ人は多かったようで、ネットでは、

「ん?哲学かい」
「な・か・み・な・し」
「具体的な対策が何も思いつかなかったんだろうな」
「頭の中割と空っぽなんだけど顔と人柄でバレずに済んでる」
「いつも、しゅっとした顔で中身のない話してる」
「この人の発言ぼやっとしてて何言ってるかわからない。絶対に総理大臣にはなって欲しくない」

とツッコミの言葉や辛辣な批判が続出していました。

小泉大臣はピンチの際の“ごまかし術”には定評があり、過去には2017年10月22日の『TXN衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ』に出演した際、ジャーナリストの池上彰さんとのやりとりが話題になったことが。
池上さんが小泉大臣にドイツの政治学者マックス・ウェーバーの著作『職業としての政治』についての感想を聞く場面があったのですが、その際、小泉さんはやはり中身についての具体的な感想を話すことはせずに、学ぶべきところは多いとしながらも「タイトルは同意できません。政治は職業だと思わないからです。生き方です」と焦った顔を見せること無く悠々と話を終わらせたのです。

「池上さん側からしてみれば、きっと未読状態であろう小泉さんの不勉強な部分を引き出したいという意図があったと思うのですが、この小泉さんの鮮やかな切り抜け方はすごいとして当時ネットで賞賛されていました。まあ、要は勉強不足を外面良く取り繕ろうテクニックに長けているということで、褒められるべきことではないのですが…」(週刊誌記者)

……有権者を納得させる、具体的で有益な案の提案をお願いしたいところです!(文◎小池ロンポワン)

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