ボッチャの体験教室が18日、長崎県諫早市小船越町の市中央体育館であり、リオデジャネイロ・パラリンピックの混合団体で銀メダルを獲得した木谷隆行さん=佐世保市出身=と一緒に子どもたちが競技を楽しんだ。
県とサッカーJ2のV・ファーレン長崎が障害者の理解促進などを目的に、昨年のブラインドサッカーに続いて開催した。
県内の小中学生約90人が参加。今年発足した県ボッチャ協会(奥野比呂志会長)のスタッフがルールなどを指導した。
子どもたちは赤と青の2チームに分かれて、目標となる白い「ジャックボール」にいかに近づけられるかを競った。木谷さんと対戦するチームもあり、ハイレベルな技術に歓声が沸き起こった。体験教室後はトランスコスモススタジアム長崎へ移動して、サッカー天皇杯4回戦「V長崎-ベガルタ仙台」を観戦した。
諫早市立喜々津中2年の野中理翔さんは「白のボールに近づけた時はうれしかった。木谷さんはすごくうまかった。障害者の方を見かけた時は手助けしたい」と感想を話した。奥野会長は「みなさんに競技を楽しんでもらえて良かった。多くの方々に体験してほしい」と呼び掛けていた。
パラ銀 木谷さんと一緒にボッチャ楽しむ 諫早
- Published
- 2019/09/20 00:05 (JST)
- Updated
- 2019/09/21 13:59 (JST)
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