公立小中校への新聞配備率7割 県教委

 県教委は19日、県内公立小中学校で今月行った調査で、学校図書館への新聞配備率が約7割だったと明らかにした。約3割だった3年前から大きく伸びた。9月定例県議会一般質問で、渡辺創議員(県民連合宮崎、宮崎市区)の質問に日隈俊郎教育長が答えた。
 県教委義務教育課によると、配備率は小学校69.5%、中学校75.8%、県立高校100%だった。文部科学省が2016年に行った調査では小学校33.9%、中学校32.8%と、全国平均を下回っていた。
 日隈教育長は「児童生徒が新聞に親しむ環境が整ってきている」と答弁。教育現場で新聞を活用するNIE(教育に新聞を)については「社会への興味関心を高め、読解力や情報活用能力の育成につながる。普及、推進に努める」と述べた。

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