秋の全国交通安全運動の交通機動部隊出発式が20日、県警本部であり、交通機動隊員らが白バイやパトカーでパトロールへ出発した。県警は30日までの運動期間中、夕暮れ時や夜間の事故防止、シートベルトや反射材の着用などを呼び掛ける。
県警交通機動隊、高速道路交通警察隊のメンバーら計22人が参加。大原光博本部長が「日没が早いこれからの時期、横断歩道の歩行者優先の徹底や『ながらスマホ』の危険性について呼び掛けていく。取り締まりの強化とともに啓発活動の原動力になってほしい」と訓示した。
ポケットモンスターの人気キャラクター「ピカチュウ」が交通安全大使に委嘱されたほか、紅葉ガ丘幼稚園の年長児16人が交通安全メッセージを送った。県警によると、ことしの交通事故は19日までに1620件起きており、死者数は昨年同期より14人少ない22人。うち約82%に当たる18人が高齢者となっている。