乳幼児とふれあい 子育てなど考える 西彼杵高の生徒ら

母親に質問しながら、子どもを抱く生徒=西彼杵高

 西海市大瀬戸町の長崎県立西彼杵高(松尾修校長、146人)で19日、「乳幼児ふれあい体験」があった。同校1年生40人と、併設の鶴南特別支援学校高等部西彼杵分教室(永石哲郎校長、13人)の3年生6人が、育児などについて学んだ。
 家庭科の授業の一環。子どもと接することで、親の役割を考えようと、市主催で開き3回目。子育て支援グループ「チームEGAO」(櫻井香都代表)の協力で、市内を中心に22組46人の親子と触れ合った。
 生徒は、子どもと手遊びをしたり、母親から成長を振り返る写真を見せてもらいながら、育児の楽しさや苦労について質問していた。
 西彼杵高の小田弥典さん(15)は「赤ちゃんの抱っこは中学の職場体験以来。今日の体験を覚えておき、いつか役立てたい」と話した。

© 株式会社長崎新聞社