台風17号が日本海へ　温帯低気圧に変わりつつある台風は加速

大型で台風12号は東シナ海を北上しており、22日夜には対馬海峡付近に達する見込みです。
台風の北上に伴い、22日から23日にかけて西日本の広い範囲で非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。とくに九州北部では、猛烈な風や猛烈なしけとなる所がある見込みで、厳重に警戒してください。
一般的に、台風は加速しながら温帯低気圧の性質を持ち、その後、減速しながら温帯低気圧にかわります。北日本では、台風から離れているといっても、加速しながら接近しますので、あっというまに荒れた天気となります。そして、接近後に減速しますので、荒れた天気が長続きします。警戒が必要です。

（気象予報士・饒村 曜）

画像について：22日午前10時の台風17号の位置と進路予想。