高校野球の秋季県大会準々決勝が22日、サーティーフォー保土ケ谷球場で行われ、2年連続で選抜大会出場を目指す横浜が0-3で桐光学園に敗れた。来春の選抜大会出場への参考資料となる上位2校に与えられる関東大会の切符を逃し、選抜出場は絶望的となった。
名門が夏に続けて、神奈川の頂に届かなかった。初回1死満塁の好機を逃すと、3度の得点圏であと一本が出ず、3失策と守備の乱れもあり、攻守でらしさがなかった。今夏は準々決勝の県相模原戦で0-5から逆転負けを喫し、再出発と位置づけた今大会でも結果を残せなかった。
桐光学園はエース安達壮汰(2年)が投打で活躍。六回2死一、二塁で決勝打となる先制の中前打を放てば、投げては9回を6安打で完封した。