高岡市中田地区の中心部で22日に開幕した「第36回中田かかし祭」は、スポーツ選手や芸能人など話題や人気を集めた人物をモチーフにしたかかしが並んだ。地区内外から訪れた来場者が「そっくり」「懐かしい」と展示に見入った。
今年は米プロバスケットボールNBAの八村塁選手をモチーフにした作品が多く、ダンクシュートを決める場面やドリブルしているところなどさまざまなシーンが再現された。来場者はお気に入りの八村選手のかかしと写真を撮って楽しんだ。
初めて来たという高岡市木津の清水たまさん（87）は「記念に八村選手の大きいかかしと写真を撮った」と目を細めた。
キャラクターをテーマにした作品も多く、今年実写化されたディズニーアニメ「アラジン」のアラジンとジャスミンや、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる！」のチコちゃんのかかしなどが並び、子どもや若い女性から人気を集めた。
高岡市西条小学校1年の棚田結心（ゆい）さんは「チコちゃんがかわいかった。いつもテレビで見ているのでうれしい」とはにかんだ。（西部本社・橋本京佳）
