山奥の“ポツンと一軒家”で米倉涼子が「ドクターX 」クランクイン

テレビ朝日系で10月17日にスタートする、米倉涼子主演ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(木曜午後9:00、初回は15分拡大)。前回から2年ぶりとなる第6シーズンが、9月上旬にいよいよクランクインとなった。

天才フリーランス外科医・大門未知子を演じる米倉がクランクインを迎えたのは、都内から遠く離れた山の中。第1話の冒頭、未知子が山奥をさまよい歩いた後に見つけた、まさに“ポツンと”建つ一軒家での撮影だったため、投資家・ニコラス丹下役の市村正親、丹下の使用人・鮫島有役の武田真治、そして加地秀樹役の勝村政信の4人で撮影のスタートを切った。

山奥、しかも足場の悪い急斜面での撮影で、芝居以外にもさまざまなことに気を使わなくてはならなかったというキャスト陣。撮影を終えた米倉は、「ヌメヌメしたところでバランスをとりながらお芝居をしているのが、意外と大変だった(笑)」と話し、翌日には、体の端々に痛みが出るほど過酷だったことを明かした。

さらにこの数日後には、スタジオで東帝大学病院外科医局でのシーンの撮影が始まった。遠藤憲一、鈴木浩介らレギュラーキャストとの再会、そしてユースケ・サンタマリアら新レギュラーキャストとの初共演もこなした米倉。「“帰ってきたなー”という懐かしい気持ちもあったのですが、それ以上にものすごく緊張してしまいました…。人前で医療用語を使いながら説明することのプレッシャーと苦しみを久々に思い出して、ああ、『ドクターX』ってこうだったなと、あらためて感じています」と、久しぶりの撮影を振り返った。

そして、「『ドクターX』は、人の命が懸かっているお話。それだけ緊張感がありますし、身を引き締めながら撮影をしています。それだけのハードルを与えてくれているドラマなので、きっとご覧になる皆さんもその緊張感を楽しみながら見ていただけるのではないかと思っています。ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と、新たに始まるシリーズを真剣にアピールした。

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