2019年F1シンガポールGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは7位だった。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=7位
最後にはいいレースができて、ポイントも稼げた。僕にできることは、ほとんどやりきったと思う。これ以上はないというスタートを切れたのに、前のドライバー全員のペースが遅くて、どうすることもできなかった。誰もがタイヤを守ろうとして、そういう戦い方をしていたんだ。
その後、何度かセーフティカーが入って、救われたこともあれば、損をしたこともあった。つらかったのは、セーフティカーのおかげで、僕よりソフトで、しかもずっとフレッシュなタイヤを履いた(ニコ・)ヒュルケンベルグと(ピエール・)ガスリーに背後に迫られたことだ。特に終盤の数ラップは、かなりのプレッシャーをかけられた。結果として、プッシュすることを強いられたけど、それはむしろ楽しかった。それまでずっと、すごく遅いペースで、ただドライブしているだけのレースだったからね。
今日は2台揃ってポイント圏内に入れると思っていたので、カルロス(・サインツJr)がスタート直後に、ヒュルケンベルグにヒットされたのは残念だ。チームとファクトリーの人たち全員のハードワークに、心から感謝したい。