「ゆめおす特別講演会」が21日、長崎県庁で開かれ、不登校や高校中退の子どもらに、進路の選択肢として定時制・通信制高校の情報を提供した。
県子ども・若者総合相談センター「ゆめおす」を運営するNPO法人「心澄(しんじょう)」(宮本鷹明理事長)が主催。当事者や家族ら約190人が参加した。
教育や医療福祉の専門家が講演。県ひきこもり地域支援センターの井戸裕彦さんは「ストレスから身を守るためにひきこもりが必要なときもある」とし、当事者の家族には「(当事者の)話を最後までよく聞くこと。寄り添うような伝え方が大切」と助言した。
定時制・通信制高校に通う生徒たちも登壇。「自分に合った高校に行くのが大切」「時間と心に余裕ができ、家族と向き合えるようになった」などと体験を語った。
県内外の定時制・通信制高校の合同説明会もあった。
選択肢に定時制・通信制を 進路の悩みに情報提供 ゆめおす特別講演会
- Published
- 2019/09/24 00:00 (JST)
- Updated
- 2019/09/24 12:37 (JST)
© 株式会社長崎新聞社