2019年F1第15戦シンガポールGPが行われ、アルファロメオのキミ・ライコネンはリタイアに終わった。決勝レース終盤の50周目、ライコネンはターン1でイン側に飛び込んできたダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)と接触し、左フロントにダメージを負ってリタイアとなった。
■アルファロメオ・レーシング
キミ・ライコネン 決勝=リタイア
望んでいたようなレースの終わり方とは言えないが、まあ仕方がない。タイヤのデグラデーションが進行していて、最初のリスタートでは何とかポジションを守ることができたものの、2回目はタイヤの温度が下がりすぎて順位を3つ失い、それ以降はずっと苦戦を強いられた。
ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)との接触でレースは終わってしまったが、僕にはどうすることもできなかった。ストレートで(ミラーを)見た時には、彼はまだずいぶん遠くにいた。ところが、こっちがターンインを始めた時に、視野の片隅に彼がいるのが見えて、もう避けたくても間に合わなかった。スチュワードに呼ばれたが、何らかのペナルティがあるとは思っていない。