「Play of the Week」はオリオールズ・ヘイズの好プレイ

日本時間9月24日、メジャーリーグ機構は今季第26週の「Play of the Week」にオースティン・ヘイズ(オリオールズ)が見せた、見事な本塁打キャッチを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。ヘイズは日本時間9月20日のブルージェイズ戦でブラディミール・ゲレーロJr.が放った本塁打性の打球を好捕するファインプレイを披露した。

日本時間9月20日にオリオールズの本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズで行われたブルージェイズ戦、4回表一死走者なしの場面でゲレーロJr.が放った打球は、センター右への大飛球となった。スタンドイン間違いなしと思われた打球を背走して追いかけたヘイズは、フェンス際でジャンプ一番、身体をフルに伸ばしてこの打球をキャッチ。「シーズンの最後に自分の存在を証明することができて本当に嬉しいよ」と興奮気味に自身の好プレイを振り返った。

捕球後、ヘイズは何度も自身の胸を叩いて興奮を露わにし、ゲレーロJr.もヘルメットを高く掲げてヘイズへの敬意を表した。また、ヘイズの本塁打キャッチは、2012年に当時ルーキーだったマイク・トラウト(エンゼルス)が見せた本塁打キャッチを思い起こさせたが、ヘイズ自身もトラウトの好プレイを思い出していたという。「そのプレイは見たことがあるよ。素晴らしいプレイだったよね。今日の僕のキャッチは、あのプレイとほとんど同じ場所だった」とヘイズ。「あのプレイと比較してもらえるのは嬉しいよ。でも、彼のほうが良いプレイだったんじゃないかな。僕にとって、彼はずっと目標としている選手だからね」と謙虚に語っていた。

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