北~西日本 10月に入っても気温高く 高温に関する早期天候情報

きょう24日は、暖かな空気が残っている関東南部を中心に気温が上がっている。午後2時半までの最高気温は、千葉県鴨川市32.3℃、同県茂原市31.6℃、横浜市と千葉県市原市31.3℃など。東京都心でも正午過ぎに30.9℃まで上がり、2日連続の真夏日となった。
 
 千葉県を中心とした台風15号の被災地域では、気温の上昇や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となっている。24日夜にかけては雨の降る所があるため、災害復旧作業などは、気温の高さとあわせて空模様の変化にも注意が必要だ。

 関東はあす25日(水)の日中も、内陸を中心に気温が30℃前後まで上がり、その後も最高気温は平年を上回る見通し。また、ここ1週間ほど気温が平年より低い日が多かった北海道や北陸を含めて、北日本から西日本にかけての広い範囲で、27日(金)頃から暖かい空気に覆われ、30日(月)からの5日間ほどは気温がかなり高くなる見込み。

高温に関する早期天候情報。出典:気象庁ホームページ

 このため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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