中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局は24日、7月の指標を中心とする北陸地域の総合経済動向を発表し、主要6指標のうち個人消費を3年4カ月ぶりに下方修正し、「持ち直し」から「足踏み」にした。総括判断は「一部に弱い動きがみられるものの、改善している」と6カ月連続で据え置いた。
個人消費は猛暑だった昨年と比べて梅雨明けが遅れたため、飲料やエアコンなど夏物商材が振るわなかった。ドラッグストアは好調を維持したが、スーパーやコンビニ、家電大型専門店などの小売り業態は販売額を落とした。
残りの主要指標である生産や設備投資、雇用などは前回判断を据え置いた。