DeNAのCS進出&2位確定、阪神CSへ望み、中日7年連続Bクラス…24日のセ・リーグは?

DeNA・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

DeNAの2位以内は21年ぶり、優勝を決めている巨人は完封負け

 セ・リーグは24日、2試合が行われ、DeNA、阪神がそれぞれ勝利した。DeNAはクライマックスシリーズ(CS)進出と2位が確定。阪神はCS進出に臨みをつないだが、中日は7年連続Bクラスが確定した。

 DeNAは敵地・中日戦に7-1で快勝した。初回にロペスが先制の左前適時打を放つと、続く宮崎が右翼へ15号3ランを叩き込み、中日先発ロメロからいきなり4点を奪取。先発・大貫はその裏に福田に18号ソロを浴びるも、5回を投げて失点はこの1点のみに抑えた。打線が7回に佐野の2点二塁打、柴田の中前適時打で3点を追加すると、救援陣は三嶋、エスコバー、山崎が無失点でつないで快勝。2位が確定し、CSファーストステージの本拠地開催が決定。DeNAが2位以内に入るのは優勝した1998年以来21年ぶりとなった。

 逆転でのCS進出へ残り5戦全勝が絶対条件だった中日は、先発ロメロが1回2/3を5安打4失点と炎上。打線もわずか3安打で完敗してCS進出の可能性が消滅し、7年連続Bクラスが確定した。

 阪神は、優勝を決めている巨人に本拠地で5-0で快勝。CS進出に望みをつないだ。初回に大山の犠飛で先制すると、先発・青柳は4回4安打無失点。5回からはガルシアが2回を2安打無失点に抑えた。すると、6回には糸原の右前適時打、梅野の9号2ランで3点を追加。7回には福留の10号ソロが飛び出し、投手陣も7回から岩崎、ジョンソン、藤川とつなぎ、5投手の継投で無失点に抑えた。阪神はCS進出へ残り3試合で勝利することが絶対条件だが、27日に広島が中日に勝てばBクラスが確定する。巨人は先発・高橋が6回途中3失点で7敗目(5勝)。打線も6安打で無得点に終わった。

→1 巨人 141試合76勝63敗2分 優勝
→2 DeNA 141試合71勝67敗3分 4.5
→3 広島 142試合70勝69敗3分 1.5
→4 阪神 140試合66勝68敗6分 1.5
→5 中日 139試合66勝71敗2分 1.5
→6 ヤクルト 141試合58勝81敗2分 9.0(Full-Count編集部)

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