台湾バナナおいしい! 魚津交流する会、全小中学校に寄贈

台湾バナナを手に笑顔を見せる李処長(手前中央)と中川会長(同右)、村椿市長(同左)

 台湾バナナで交流する会(中尾哲雄代表)は25日、魚津市内の全5小学校に台湾バナナを贈った。星の杜(もり)小学校で贈呈式があり、児童が台北駐大阪経済文化弁事処の李世丙(りせいへい)処長らと一緒に味わった。

 日本に初めて輸入されたバナナは台湾産といわれ、昭和30年代ごろまでよく見られたが現在は少ない。同会は日台交流を目的に、昨年は富山市の小学校にバナナを贈った。

 星の杜小では、中尾代表が児童代表の生田菜々美さん(6年)にバナナを手渡した。6年生は給食に合わせ、中川忠昭県日台親善協会長、村椿晃魚津市長らと一緒にバナナを味わった。多東優成さんは「甘くて、とてもおいしかった」と話した。一行は、大阪屋ショップサンプラザ支店など市内を視察した。

 26日は市内全2中学校でバナナが提供される。

中尾代表(左)からバナナを受け取る児童代表の生田さん

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