洋服とは賢く付き合おう!
私は、中学生のころからファッションが大好きでした。
雑誌は毎月買い込み、好きなページを切り取って自分専用の雑誌を作ることが毎月の楽しみでした。
CAになってからは尚更、海外でのファッション欲も強まり、色々な国に行っては新しいものを購入してばかり。
気づけば毎年毎年買い込んだ洋服でクローゼットがぎゅうぎゅうに。
そして気づいたのです。
「お店で見るとかわいい洋服が、家のクローゼットに入れた瞬間かわいく見えないのはなぜだろう。」
ぎゅうぎゅうのクローゼットで見ると美しく見えないんですよね。そこで大量のお洋服と思い切ってさよならをしました。
自身の経験から気づいた「賢い洋服との付き合い方」をお教えします。
「物を持たない」が心地いい
着なくなった洋服をリサイクルショップに売ってみると、買い物への考え方が変わります。
販売できる状態にしてお店に持っていくとなると実はかなりの労力が必要です。
きれいに洗って畳んでお店まで持っていき査定してもらって○十円なんてこともしばしば。
今はフリマアプリもありますが、それでも思っていた値段では買ってもらえず値下げ交渉に疲弊してしまうこともありますよね。
せっかく買って大切に着ていた洋服も、流行が過ぎて着なくなり、リサイクルにだすときにはその価値が暴落。
一度それを経験すると「なるべくリサイクルにださないように買い物は慎重にしよう」という発想になります。
つまり「捨てる必要のない長く着れる服を慎重に選んで買う」ようになってきます。
流行アイテムはロープライスで
それでもやっぱり流行遅れな服装はいや!流行アイテムを取り入れたい!という方はぜひロープライスブランドで流行アイテムを取り入れましょう。
このようなアイテムは2年周期で変わることが多いです。
また、流行が終わったあとも着ていると「流行遅れ」のレッテルを貼られる確率が高い洋服でもあります。
つまり今は価値が高くても、5年もすれば価値はマイナスになってしまいます。
賢く買い物するならプチプラブランドでお安く購入し、定番アイテムにプラスして着用することをおすすめします。
流行が終わったら気兼ねなくさよならできるような金額のものにしましょう。
定番アイテムは素材重視と少しの投資
カットソーやカーディガン、デニムやTシャツ、パンプス、肌に直接触れるタンクトップや下着は素材重視で選ぶことが大切です。
ブランドも大切ですが、素材が大切。
洋服の内側の左についているタグで素材の確認をするクセ付けをするといいでしょう。
意外と名の通ったブランドでも素材が悪かったり、逆にお手頃ブランドでも良い素材のものを使っていることがあるので、値段やネームバリューで振り回されないようにすることが大切です。
定番アイテムはこの先ずっと使っていきたいと思えるものかをしっかり吟味して購入してください。
万が一、ほつれたり壊れても、いくらか払ってでも修理にだしたいか自問すると「それでも欲しい」「そこまではいらないな」など自分の潜在的な気持ちがわかってくるので効果有りですよ。
本当に長く大切に着れる洋服を
年齢を重ねていくからこそ、本当に必要なものを見極めることが大切。
あれこれと買ってクローゼットがぎゅうぎゅうになる前に、何が必要で何が不要なのか、欲しいアイテムはデザイン重視のものなのか、素材重視のものなのか、をしっかり吟味して購入したいですね。