働き方改革「先駆的」 萩生田文科相が横浜市立中視察

柔道部の部活動指導員(左)と話す萩生田文科相=横浜市立鴨居中学校

 萩生田光一文部科学相は25日、ICT(情報通信技術)を活用して業務を効率化させるなど、教職員の働き方改革を進める横浜市立鴨居中学校(同市緑区)の取り組みを視察した。

 市教育委員会は2018年、「市立学校教職員の働き方改革プラン」を策定。教職員の電話対応時間を減らすため、生徒の欠席連絡を音声ガイダンスで受けられるシステムを同校に試験導入している。

 萩生田文科相は、職員室や、部活動指導員が配置されている野球部と柔道部を見学。終了後、報道陣の取材に「先駆的な取り組みで、参考になることがたくさんあった。次の世代の教員が志願する環境をつくりたい」と述べた。

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