災害対応の知見紹介 関東学院大が特別講座開講

 関東学院大防災・減災・復興学研究所は28日から、横浜市中区の同大関内メディアセンターで、災害対応や被害軽減の知見を多角的に紹介する全4回の特別講座「命と希望を未来へ繋(つな)ぐために、私たちは何が出来るか」を開講する。

 初開催だった昨年に続く企画。初回は人間共生学部の施桂栄教授が「災害・防災と人間の心理」と題して語る。

 2回目の11月2日は「日常生活・災害ストレスの対処」、12月21日は「巨大地震で街・構造物はどうなる?」がテーマ。来年1月11日の「災害への対応力と地域の強さ」で終了する。小児看護学や耐震工学、環境社会学などを専門とする同大の教員が登壇する。

 防災・減災・復興学研究所は2017年12月に発足し、規矩大義学長が所長を務めている。

 受講無料。定員は各回100人。メールか電話で申し込む。問い合わせは、同大社会連携センター電話045(786)7892。

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