黒部の名水や自然をイメージした「ジオパーク給食」が26日、黒部市の幼稚園と小中学校で出され、子どもたちと教員ら約3600人が味わった。
ジオパークは大地の公園を意味する。給食を味わいながら大地の自然を感じてもらおうと企画した。この日は近くを流れる黒部川の伏流水で育てたアユの甘露煮のほか、名水ポークや野菜の煮物、ジャガイモや大麦などが入ったサラダなど多彩なメニューが出た。アユは黒部川内水面漁業協同組合から提供された。
村椿小学校のランチルームでは、全校児童115人が大野久芳市長と楽しく語らいながら味わった。4年生の女子児童は「アユの甘露煮を食べるのは初めてだけど、甘くておいしい」と話し、骨まで丸ごと食べていた。