がんの不安分かち合う 「共同勉強会」活動10年

がん患者や家族らが交流を深める勉強会。がん専門医の押川勝太郎さん(右から2番目)は「大切なのは生きがいを持ち続けること」と語る

 宮崎市のNPO法人・宮崎がん共同勉強会(押川勝太郎理事長)が今年、活動10年を迎えた。1人の医師と患者数人で始まった勉強会は、今では県内外から大勢の患者や家族が訪れる。参加者は治療法などの知識を身に付けながら交流し、病気との向き合い方や生きがいを見いだしている。

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