がん予防へ料理教室 水橋西部食生活改善推進協

がん予防に効果がある食材を使った料理を作る参加者=富山市水橋西部公民館

 水橋西部食生活改善推進協議会(杉林順子地区理事)の「ガン予防食料理教室」が26日、富山市水橋辻ケ堂の市水橋西部公民館であり、50~80代の住民約30人が食物繊維を多く含むキノコやおからなどの食材を使った4品を作った。

 健康に良いメニューを知ってもらおうと、同協会が月1回程度テーマを決めて開催。今回は、1食分の食物繊維を10グラム以上にすることを目指し、オリーブとキノコのピラフ、豆腐ハンバーグ、シュンギクのあえ物を調理。デザートには、抗がん作用が報告されているカテキンを含む緑茶を入れたミルク寒天を作った。

 参加者は、野菜を切ったり、料理を盛り付けたりと手際よく仕上げた。1食分の食塩相当量を3グラム以下に抑えてあり、杉林地区理事は「普段から減塩を心掛けた食事をしてもらえるように伝えていきたい」と話した。

杉林地区理事(左)の指導で豆腐ハンバーグなどのメニューを作る参加者
男性も参加し、野菜を切るなど手際よく調理を進めた
地区住民約30人が参加した料理教室
豆腐ハンバーグやピラフなどがん予防に効果がある食材を使った4品

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