カフェのストローを植物由来に変更 YKKグループ

植物由来の原料で作られたストロー

 YKKグループでコーヒー販売などを行うカフェ・ボンフィーノは、黒部市の店舗などでプラスチック製ストローから植物由来のストローに切り替えている。マイクロプラスチックによる海洋汚染が問題となる中で、環境に配慮した取り組みを進める。

 新たに採用したストローは抽出後のコーヒーの粉と、トウモロコシなどから生成した乳酸を結合した「ポリ乳酸樹脂」を原料としている。使用後は専用処理施設で堆肥にすることができる。

 直営店5店舗で年間約1万本のストローを使用しており、既に黒部市のパッシブタウン店などカフェ部門3店で植物由来のストローに切り替えている。残るレストラン部門2店でも順次切り替えていく予定だ。

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