さてさて、秋イカシーズン到来であります。ルアーマガジンソルト11月号(9月21日発売号)にて、エギングの達人としても知られるみっぴこと秋丸美帆さんが、現在激戦区化している石川県能登半島で秋イカ攻略のために使ったDAIWA謹製の3つのエギをご紹介。
(Profile)秋丸美帆・あきまるみほ。みっぴの愛称で親しまれる女性釣り師。DAIWAのフレッシュアングラーに選ばれて以来、さまざまなメディアで釣りの楽しさを広く伝える、まさに釣りの伝道師。小柄な体躯ながら、ジャイアントトレバリーやマグロ、ヒラマサといったパワーゲームもこなす、ガチ系。様々な釣りをこなすマルチアングラーでもある。
横アクションと縦アクションで使い分けよう!
みっぴ「一番好きなのはエメラルダス・フォール(DAIWA)というエギです。これは水深があったり、あまりエギにアクションを与えず、エギのフォール(沈下)の力を最大限に活かしたい、イカがスレた(釣り人やエギなどに慣れてイカが釣れ辛くなる状況)ときに強いエギなんで。
最近は秋イカでもスレてるから、こういったエギが強いですね。状況がいいときは、そんなこと関係なく何投げても釣れるなんてこともありますが、いつもいつもその状況になるとは限りませんから。今回お邪魔した能登まわりなんですが、港周りは人が多いせいかびっくりするほどスレてました」
エメラルダス・フォールをメインにされているのでしょうか?
みっぴ「秋イカは広く探るのもセオリーですので、横にダート(エギが横方向にスライドしながら、イカを誘うアクション)させやすいエメラルダス・ダートⅡから入るのがいいと思います。もっと広く誘いたいときはエギに音を発せさせるラトルが入っている、エメラルダス・ラトルを使って誘ってみてください。」
エギの動き(アクション)によって使い分けるのですね。
みっぴ「はい、フォールは縦アクションで、動きが抑えられている系。スレているイカに強い。水深のあるエリアで強いとおぼえてください。ダートⅡやラトルは横方向にキビキビ動いて、イカにアピールする能力が高いエギで、広くエギを探るときや、活性が高い状況、そして、水深が浅いエリアで使用するのに適しています」
エギのサイズは?
みっぴ「秋イカを狙うなら、3.0号か2.5号を選んでください。イカのサイズも小さいので2.5号が釣りやすいとは思いますよ!」