与那国で7キロ、クルバニーアカジン

 新垣享栄さんは仕事の関係で月に2回のペースで与那国を訪れ、仕事の合間に釣りを楽しんでいる。

 14日も仕事が終わって午前10時から釣りを開始。まずは餌(えさ)となるグルクンを狙ったが、普段は簡単に釣れるグルクンがなかなか釣れない。午後2時になってようやく1匹が釣れたので、それを餌に大物仕掛けを垂らすとすぐにヒット。79センチ、7キロのクルバニーアカジンが釣れた。これまで与那国島で30キロのロウニンアジを筆頭に数々の大物を釣り上げた新垣さん。次の与那国行きを楽しみにしている。

 宮古島在住の友利恵之さん。台風17号が迫った19日、久松漁港に大型タマンを狙って、釣りに出掛けた。

 夕方からボラを餌に2本の竿(さお)を出してアタリを待った。日没後、一時間たった時、魚のアタリを知らせるヒットセンサーが鳴り、魚に餌を飲み込ませるため緩めにドラグをセットしたリールから勢い良くラインが引き出されるのを確認した。ドラグを締めてからフッキングを入れ、タマンの口元にしっかりと針掛かりさせると、魚に主導権を与えないように強引に魚を寄せる。2分後、足元に釣り上げたのは68センチ、3.8キロの良型のタマンだった。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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