「すごい迫力」と歓声 高砂部屋力士が小学校で取組

児童の前で技を披露すると大きな歓声が上がった=茅ケ崎市立梅田小学校

 大相撲・高砂部屋の力士ら5人が27日、茅ケ崎市立梅田小学校(同市茅ケ崎)を訪れ、2年生児童124人と触れ合った。体育館にマットを並べてつくった即席の「土俵」で取組を披露すると、子どもたちからは大きな歓声が上がった。

 朝乃丈、朝大門(ともに三段目)、朝ノ島(序二段)の力士3人が参加。同部屋マネジャーの松田哲博さん(58)が相撲の歴史を紹介し、呼び出しの利樹之(りきの)丞(じょう)が櫓(やぐら)太鼓を実演した。

 立ち合いや攻守の動きなどを取り入れた相撲体操では、子どもたちも一緒に体を動かした。力士同士が取組を披露し、上手投げや下手投げといった決まり手を実演すると、児童たちは食い入るように見入った。

 2年1組の米田樹央君(8)は「いろいろな技が見られて楽しかった」、潮江葵さん(8)は「目の前で見たお相撲さんの動きはすごく迫力があった」と話していた。

 「伝統文化に触れる」をテーマにした生活科の授業の一環で開催された。

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