女性の魅力を引き上げる美しい振る舞いをレストランで
女性の魅力をワンランクアップ!食事の席で美しく見える振舞うポイント4つでは、高級レストランにおける女性の魅力を引き上げる振る舞いを、入店から食事の前まで、4つのポイントでお伝えしました。
今回は、食事中からお店を出るまでの美しい振る舞いについて、6つのポイントに絞ってお伝えします。
ポイント5 美味しい食事をシェアしたいときはどうすればいい!?
美味しい料理はできるだけ多くの種類を共有したいもの。
カジュアルなレストランではお皿を交換して相手の料理も楽しむ、なんてことはよくあることです。
ただ、少し格式高いレストランではちょっと気が引けてしまいますね。
そんなときは、思い切ってサービススタッフに声を掛けて、お皿を交換してもらいましょう。わざわざそんなことをお願いするのは申し訳ないし恥ずかしい! と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
交換するときにカトラリーを落としてしまう可能性もあるので、頼んだ方が安心です。
もしくは、料理を注文するときに、事前にシェアしたい旨伝えておくこと。
ポイント6 食事の席での話の聴き方
相手の大切な話に耳を傾けるときには、カトラリーを置いてきちんと話を聴くことも時には大切です。
今の時間は話に集中しよう、という真摯な気持ちは相手にもきっと伝わるはず。
食べるペースも、相手の状況にできる限り合わせることで、相手との一体感も生まれてきます。
ポイント8 アクシデントの時こそ試される!
食事中に飲み物や食べ物をこぼしてしまうことだってあります。
そんな時ほどエレガントな対応を心掛けましょう。
キーワードは、とにかく慌てないこと。
ドリンクをこぼして、慌ててレストランのナプキンで拭いてしまった、こんな経験はありませんか?
これはNGマナーです。
ナプキン はあくまでも膝を汚さないためや、汚れた指先を拭いたり、軽く口元をおさえる時に使うもの。
万が一、テーブルを汚してしまった時には、慌てずスタッフに声を掛けましょう。
ポイント8 ワインのおかわりを断るときには?
グラスの中のワインが少なくなると、サービススタッフがすかさず注いでくれます。
「もうこれ以上は遠慮したい!」というときには、グラスに軽く手をかざして会釈をしましょう。
わざわざ食事中の話を中断させて「もう結構です」とお断りする必要はありません。
ポイント9 コーヒーを上品に飲む女性は美しい!?
向かい合う相手の手先は意外と目立つもの。
ちょっとした仕草がグッと美しさを強調してくれることだってあるのです。そう思うと細部まで気が抜けませんね!
食後のドリンクタイムには特に意識してみてください。
カップの持ち手に指をしっかり通してしまうのはあまり美しい持ち方とは言えません。
親指と人差し指でつまむような感覚で持ち上げ、他の指の腹で更に持ち手を支えて安定させると、きれいな手先を演出することができます。
ポイント10 テーブルに美しい余韻を残すための小さな配慮とは?
食事が終わった後のナプキンはきれいにたたみすぎない。
これは皆さまもご存知の通りかと思います。
しかし、だからといってクシャッと丸めたナプキンを置いて帰るのも美しくないですよね。
美味しい食事を終えた後は、ナプキンを軽くたたみ、テーブルの「左側」に置きます。
テーブルは右側が上座、左側が下座とされているので、残った料理や食後のナプキンは左にまとめるのです。
去った後のテーブルにも、美しい余韻を残せる女性を目指しましょう!
美しい振る舞いでより素晴らしい食事の時間を
美しい振る舞いとは、いかに相手と心地良い空間を共有できるかを考え、実践することだと思います。
レストランにもそれぞれ特徴がありますし、一緒に食事をする相手によっても自分の振る舞いを変える必要だってあるかもしれません。
常識はきちんと頭に入れた上で、その場の雰囲気に応じた対応ができれば言うことなしです。
さらに、「このレストランで食事ができるなんて嬉しい!」「この人と素敵な食事の時間を過ごすことができて幸せ!」そんな素直な感情を大切にすること。
この気持ちがあれば、自然と相手のことを考えた心からの美しい振る舞いに繋がっていくことでしょう。
前半と後半でお伝えした10のポイントを頭の片隅において、素敵な食事の時間を楽しんで頂けたら嬉しいです。