「北日本新聞県西部カルチャー教室合同発表会」の最終日は29日、県高岡文化ホールで開かれた。受講生が活動の成果を舞台や展示で発表したほか、講座の体験コーナーがあり、学ぶ楽しさを伝えた。
舞台の部には9講座の約160人が出演。射水教室の「誰でも踊れるエンジョイフラ」の受講生は華やかなステージを披露した。
カルチャーパーク高岡(愛称・manabun=まなぶん)の「はじめての役者塾」は、特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるユーモアたっぷりの劇を発表した。
展示の部では、まなぶんと射水、砺波の3教室が合同で出品したパッチワーク・キルトの繊細な作品が来場者の目を引いていた。
磁器の上絵付けやクレイアートフラワーなど6講座の体験コーナーが設けられ、講師陣が基本的な技術を指導した。
合同発表会は北日本新聞創刊135周年記念、北日本新聞西部本社改称記念。3教室が初めて合同で開き、舞台の部、展示の部、茶席に計83講座が参加した。