元国際線CA・マナー講師が教えるワンランク上の美しい印象になる毎日の動作4つのポイント

動きを少し変えるだけで印象激変!

毎日何気なくしている動作に、少しだけ気を配ってみると、あなたの印象は確実に変わります。

「なんだか美しい人だな」そんな印象を持ってもらえるようになると、周りの方からの評価が変わり、周りの方の接し方が変わるので、女性としてより自信を持つことができますよ。

ここでは、毎日の動作を意識し、ワンランク上の女性としての美しい印象を与える動作のポイントを4つご紹介いたします。

 

動作の行き帰りに注目!

仕事中ペンを持つとき、お食事の席でカトラリーを扱うとき、自分自身の動作のスピードを意識したことはありますか?

動作のスピードが速いと、途端に品性の感じられない、がさつな印象になってしまいます。

ただ、日々の生活の中では急がなくてはいけないこともあるでしょう。

そんなときは、動作の「行き」と「帰り」を意識してみてください。

手が自分から離れていくとき(行き)は速くても、自分に近づいてくるとき(帰り)をゆっくりと動かすことで、がさつな印象は払しょくされ、美しい印象を残すことができますよ。

 

美しさは、先端に表れる

「美しさは、先端に表れる」そう言っても過言ではないほど、先端は大切です。

身体の先端というと指先、毛先などがあります。

美しい印象を生むためには、指先は、いつでもそろえておきましょう。

CA時代は、空港内で搭乗口をご案内したり、機内でお客様にお席の場所やお食事の内容をご案内したりと、指先で何かを指し示すことがよくありました。

そんなとき、「指先をそろえてご案内しましょう」と同乗クルーで意識の統一を図ったものです。

毛先もパサついているよりは、スタイリング剤やオイルなどを付けて、まとまりよく仕上げた方が、お手入れが行き届いている美しい印象になりますよね。

 

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「ながら」は禁物!

二つの動作を一度に行う「ながら」動作は美しい動作の妨げになります。

スマホ依存という言葉が生まれるほど、四六時中スマホを見ている人が増えている現代ですが、誰かと話しているときにスマホをいじりながら話すのはおすすめできません。

二つの動作を一度におこなうと、丁寧さは一気に失われてしまいます。

また、電話中は顔が見えなくても、何かをし「ながら」話していると、相手には電話口を通して伝わってしまうものです。

何かをするときには、一つ一つ丁寧に行いたいですね。

 

できるだけ音は出さないで!

カトラリーやお皿のぶつかる音、ドアを閉めるときの音、パソコンのキーボードを打つ音など、「音」を立ててしまうと、下品でがさつな印象になってしまいます。

日々の生活の中では、できるだけ音を立てないことを意識してみてください。

音を立てないように意識することで、自然と動作のスピードもゆっくりになり、丁寧な印象を残すことができますよ。

 

「品性」の感じられる行動を!

大人の女性には「品性」が大切です。

今回ご紹介した4つのポイントはとても簡単なことなので、ぜひ実践してワンランク上の美しい印象を手に入れてくださいね!

 

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