上市産サトイモ、大きさ十分 きょう1日から出荷

大きさや品質別に分けられるサトイモ=JAアルプス上市野菜集出荷場

 上市町特産のサトイモ「大和(やまと)」の初選別と目ぞろい会が30日、同町広野のJAアルプス上市野菜集出荷場であった。関係者が品質を確認し、今年のサトイモは大きく、形も上々という。1日から市場への出荷が始まり、県内のスーパーなどに並ぶ。

 同町のサトイモは粘りが強く、人気が高い。初日は農家10戸から1.2トンが集まり、大きさや品質別に分けられた。ことしは60戸が計10ヘクタールで栽培し、12月末まで計60トンの出荷を見込む。

 県富山農林振興センターによると、8月上旬まで降水量が少なかったことから、例年に比べ収穫数は少なくなるが、お盆以降に降水量が多かった影響で肥大が進んだという。

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