岡田准一MCの「ザ・プロファイラー」いよいよシーズン8に突入！「特集された人物を演じるという体験ができることが楽しい」

岡田准一MCの「ザ・プロファイラー」いよいよシーズン8に突入！「特集された人物を演じるという体験ができることが楽しい」

NHK BSプレミアムでは、10月3日から「ザ・プロファイラー 夢と野望の人生」新シリーズの放送が始まります。歴史上の人物の実像に迫っていくこの番組は、2012年7月に特集番組「追跡者 ザ・プロファイラー」としてスタートし、10月から同タイトルでレギュラー化。13年10月からは「ザ・プロファイラー 夢と野望の人生」のタイトルで、シーズン7まで放送されました。そして今回のシーズン8！ 「歴史の教師になりたい」と思っていたほど歴史が好きな岡田准一さんが、引き続きMCを務めます。

ここでは新シリーズの初回放送に先立ち、岡田さんの会見の模様をお送りします。

──今シーズンの意気込みをお願いします。

「シーズン8になりますが、番組が始まる前はこんなに長く続けさせていただけるとは思ってもいませんでした。最初に『歴史好きな人を増やすために、歴史が好きならお願いできませんか』とお話をいただいたものが、これだけ長く続けさせていただけてうれしく思っています。歴史好きな人たちだけでなく、歴史を好きになる人たちを増やすことも含めての番組だとも思っているので、常に取り上げる人物の味方でいようと思いながら取り組んでいます」

──今までたくさんの偉人をプロファイルしてきましたが、ご自身が刺激を受けたことはありますか？

「ここで特集された人物を演じることもあるので、演じる上で役に立つこともありますね。また、『この時、この決断だったんだろう』と自分が発言した時に、視聴者の方が『あ、分かるかも！』と思ってもらえたら身近になるかな、と思うので番組進行としてはそこを心がけています。それは自分の人生においても役に立つのかなと」

──ご自身が演じた人物を取り上げる時にはどんなことを感じますか？

「初回の放送で（10月3日に）関ヶ原が特集されるんですけど、石田三成、黒田官兵衛、小早川秀秋を中心に取り上げます。その中で、今までに2人（石田、黒田）をドラマや映画で演じたことがあるのですが、MCが取り上げる人物を2人も演じることはめったにないですよね（笑）。でも、役が終わると記憶が薄れていくこともあって…。そういう時に番組で思い出すことが面白いというか、あまりできない体験ができるのは楽しいなと思いますね」

──長年MCを務めてきて、スキルアップできたなと感じることや、MCをするにあたって最も大切にしていることを教えてください。

「いや、それが自分では分からないんですよね。やらせていただくうちに、いつしか『最後に身になる話をしてください』みたいなリクエストが強くなってきて（笑）。『短いコメントでいいことを言ってください』みたいに、要望が大きくなればなるほど『あ、ちょっとうまくなったのかな』って思ったりはします」

──今まで取り上げた方、それ以外の方でも、実際に会って聞きたいことがある人はいますか？

「もう1回（プロファイルを）やりたいなと思う人は結構います。いろいろモデルチェンジしてるので、もう1回取り上げたら違うように感じるのかなと思ったりします。中国の女帝だった則天武后（そくてんぶこう）がどれだけ怖かったのかな、とか。会ってみたい人はいっぱいいますよ、淀殿も会ってみたいですね。あとは水木しげるさん、（オードリー）ヘプバーンなどですね。評判がいい回は女性を取り上げる回ですね。どんどん女性を取り上げていけたらいいなと思っています（笑）」

──ありがとうございました！

落ち着いた口調ながらも力強いまなざしで、時折笑いを取りながら取材に応じてくれた岡田さん。とても和やかな会見となりました。歴史好きの方、岡田さんのファンの方！ 新シリーズの「ザ・プロファイラー 夢と野望の人生」を、どうぞご覧ください。

NHK担当 Y・T