秋の味覚を銀座で発見!新店舗「YATSUDOKI(ヤツドキ) 銀座7丁目」の国産和栗の生モンブランを実食ルポ

郊外にあるイメージの「シャトレーゼ」。その初の都心型新ブランド「YATSUDOKI(ヤツドキ)」第1号店が2019年9月オープンしました。GINZA SIXから徒歩5分ほどの少し銀座の喧騒を離れたところに、あふれんばかりの山梨県のおいしさがやってきました!早速TABIZINEライターが、秋を見つけに訪れてみました。

山梨県のこだわり「牛乳・卵・水」

国内528店舗、海外9ヶ国・地域に展開する菓子専門店「シャトレーゼ」の新店舗「YATSUDOKI 銀座7丁目」。10人ほどが入れるコンパクトな店内は、入り口から、ワイン、焼菓子、奥に行くにつれ、アイスクリーム、キラキラとケーキが並ぶショーケース。さらにその奥が、キッチンという間取りになっていました。

カフェスペースはありませんが、山梨県のかわいい魅力を感じさせるディスプレイにも癒されます。見上げると牛さんが!

日本名水百選の「白州名水」は、軟水で雑味がなく、お菓子づくりに最適なお水。これがすべての素材のおいしさを引き出す秘密です。おいしい牛乳のためにはエサは穀物より牧草が大事とし、農場から毎日直送の新鮮「しぼりたてのミルク」。素材そのもののおいしさが活きる「うみたての卵」。そのケーキをふくらませる力は、日数が経った卵とは全く違うそうですよ。

「国産和栗の生モンブラン」あわてず待とう、すぐ食べよう

注文が入ってから作る「国産和栗の生モンブラン(691円・税込)」は、食べたい気持ちをおさえて慌てないで待ちましょう!そのまま持つもよし、箱に入れて持ち帰るもよし。ただし、しぼったばかりの栗の風味を味わえる逸品なので、できたてすぐに食べることをおすすめします。

透明のプラスティックの中にブーケのようにやわらかなクッキー生地。その中に、ミルクのコクが素晴らしい純白の生クリームと、半分にカットした熊本県産和栗がなんと3つも入っていました。糸状の栗のペーストは甘さが控えめで、茹で栗をそのまま食べているかのように栗本来の風味。底の方にはスポンジケーキがちょこんとつまってケーキの要素がお目見えです。シンプルだからこそ際立つ栗の存在です。

ここだけの八ヶ岳スイーツ

「八ヶ岳南牧村契約農場しぼりたて牛乳のカスタードシュー(270円・税込)」は、ショーケースからなくなったらすぐ並べられ、ひっきりなしの大人気。分厚めでしっかりとしたシュー生地に隙間なくカスタード。マダガスカル産やタヒチ産のバニラのいい香り、あふれるクリームはとろとろ・・・。見ているだけで、幸せな気持ちになってきます。

入り口にある樽出し生ワイン(赤・白)は自社ワイナリー直送だとか。香り高い生ワインとスイーツの出会いというのも「YATSUDOKI」の提案する新しい形。水を一切使わない「赤ワインパン」という大人のオリジナルパンには驚きです。

その他、八ヶ岳明野町契約農場うみたて卵のプリン、豊酪八ヶ岳ゴーダチーズ、八ヶ岳はちみつとゆずのケーキ、八ヶ岳北杜市の100年かけたピュアな天然水のアイス、糖質70%カットのアイス、スムージー、白樺シロップ入り高原バウムクーヘン、焼きたて工房フィナンシェ・マドレーヌなどなど。

狭めのスペースは、あれもこれもと手にしやすい距離感に、普通の日にも楽しめるようにというお手頃価格で、お会計の時には、ついついカゴがいっぱいに!

YATSUDOKIの「自慢・ふるさと・提案」

おいしいお菓子のために、素材のために、畑から、土から、真摯な想いを共にする契約農家さんとお菓子づくり。その背景には、雄大な八ヶ岳をのぞむ山梨県。日照時間は日本一、豊かな四季と恵みを活かし、どんな時期も高原の旬の恵みであふれていることが自慢、とのことです。

秋とともにはじまったシャトレーゼの都心進出。今後は銀座、表参道などカフェもある店舗を展開したり、大阪、名古屋と各都市に出店予定のようです。山梨県というふるさとから生まれる自慢の四季豊かなスイーツと出会ってみてはいかがでしょう。

YATSUDOKI 銀座7丁目

住所:〒東京都中央区銀座7–15–11

営業時間:10:00~21:00

交通:日比谷線「東銀座駅」徒歩約6分

HP:https://www.yatsudoki.jp/

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