DeNA、CS控え紅白戦 4番筒香が回復アピール

2回4失点だった浜口

 5日に横浜スタジアムで開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを控え、横浜DeNAベイスターズは1日、同スタジアムで紅白戦を行い、1軍主力中心の白チームが12-4で2軍中心の紅チームを破った。

 4番に座った筒香は2ランを含む2安打3打点と右手小指打撲からの回復をアピール。2打席連続本塁打の佐野のほか、乙坂、神里、知野も一発を放った。股関節の違和感から復帰した浜口は1軍の主力相手に2回7安打4失点と振るわなかった。2日は三菱日立パワーシステムズと練習試合を行う。

◆浜口乱調、CS黄信号

 紅組先発で主力と相対した浜口は2回4失点の乱調。「アピールの場と捉えていたが、全ての球種の精度が悪かった」と唇をかんだ。

 一回、四球を足掛かりに、筒香の適時打で先制点を献上すると、二回3失点。投球数も53を数え、クライマックスシリーズでの復活に黄信号がともった。

 「スピードも出ていなかったし、まだ時間が必要」とラミレス監督。背番号26は「チームの力になるようにやっていくのは変わらない。呼ばれたときにベストの投球ができるよう準備する」と巻き返しを誓った。

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