東京商議所を創設 渋沢栄一の志持って 長崎商議所140周年で講演会

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「志を高く持って」と語る守屋氏=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

 長崎商工会議所の創立140周年を記念した講演会が1日、長崎市内のホテルであり、作家の守屋淳氏が「今、渋沢栄一に学ぶ」と題して講演した。守屋氏は「渋沢は経済を通して、強く繁栄した日本をつくるという志があった。皆さんも高い志を持って」と参加者に呼び掛けた。
 新1万円札に肖像画が使われる渋沢は、数々の有名企業の設立に携わる一方、東京商工会議所を創設し、初代会頭を務めた実業家。守屋氏は「近代日本経済の父」と称される渋沢の人物像や志を育んだ時代背景などを解説し、渋沢が27歳で渡ったフランスから資本主義を持ち込んだことなどを紹介。歩んだ道をたどり、「日本が近代化できたのは渋沢がいたから」と強調した。講演会には会員や市民ら約200人が参加した。
 講演会に先立ち、会員事業所優良従業員の表彰式があり、長年の勤務などを通して企業の発展に寄与した34社66人に表彰状と記念品を贈った。
 主な受賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽40年以上勤続=福田保、五反田靖(以上、有馬建築設計事務所)寺坂早苗(長崎県貿易公社)岩永るり子(長崎自動車)山下昌己、甲斐孝子(以上、長崎大同青果)折田弘二(ふよう長崎)
 ▽35年以上勤続=山崎紳一郎(扇精光コンサルタンツ)南里純直(扇精光ソリューションズ)
 ▽特別功労=古賀亮介(学友社)坂本裕三、森内弘文、堀江健太(以上、パワーエンジニアリング)高木カズ子(龍井 寳來軒)